November 2016

【こどもクラス】

今年も残すところあと1か月となってしまいました。さて、今月の質問です。

 

Q:私(親)は英語がほとんどできないのですが、子どものために家でも何かしてやりたいと思っています。英語で話しかけたりした方がいいのでしょうか。

 

A:以下のポイントに気を付けて、英語を使う楽しさを是非親子で共有してくださいね!

 

1.カタカナ英語を覚えさせない

「ワン、ツー、スリー」などのカタカナ英語をリピートさせたり「英語」として教えたりしないようにしましょう。あとで正しい発音が身につかなくなります。

 

2.英語を話すことを子どもだけに強要しない

日本語だらけの環境で急に「英語を話しなさい」と言われても、大人だってすぐには話せませんよね。子どもに英語を話してほしいなら、親御さん自身も英語で話しかけてみてください。会話を楽しむだけなら正しさにこだわらなくても大丈夫です。ただ発音だけはがんばって英語らしくしてみましょう!きっと喜んで返事をしてくれるはずです。

 

【シニアクラス】

英語を話す上で「発音」は非常に重要です。ポイントは2つ。第1に「相手に通じる」こと、第2に「相手の言っている内容が聞きとれる」ことです。言い換えれば、「口や舌」を鍛えることと「耳」を鍛えることの両方が大事ということです。大人になってから英語を始めるメリットは、英語を言語として論理的に理解できる、という点です。発音の仕方を理解し、自分が正しい音を出せているかどうか自分でチェックできるようになると、やがて相手の発音の良し悪しも分かるようになります。その段階まで来たら、あとはひたすら色々な英語に触れ、耳を鍛えましょう。現在、ネイティブが話す英語だけでなく、地域ごとのお国柄が反映された色々な英語が「生きた英語」として認められ、リスニングの試験にも登場するようになりました。私たちも、多少日本語訛りがあっても、世界の人々に伝わる英語を話したいですね。